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野球と映画とモバイルなどを楽しみ、おまけで仕事を精進していく日々を綴っていきます・・・


by u-number9
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イラクでの邦人拘束

斎藤さんの被弾目撃 生存の同僚が証言
拘束された斎藤さんの経歴

1979~81年まで陸上自衛隊に勤務し、
最後の半年間は第一空挺師団に所属。
自衛隊を除隊したあと、83年6月外国人部隊入隊、
同部隊でもっとも有名な第2落下傘連隊に所属した。
旧ユーゴスラビア連邦からの独立を
巡って起きたボスニア・ヘルッェゴビナ紛争(92~95年)
などで活動した。その後は南米のギニアやポリネシア連隊などに
所属、ムルロア環礁での核実験施設解体作業になどに
携わった。除隊直前の階級は上級曹長で、部隊での地位は
小隊長クラス。21年間勤務し、個人的理由で除隊して
民間軍事企業のハートセキュリティーに勤務していた。
イラクには昨年12月に入国し、警備主任として
機材の運搬などの警備を実施していたらしい。

この方は5カ国語を話し、部隊のなかでも
軍人として人間として尊敬されていたようです。

全く別世界の人ですが、経歴をみると本当の
プロフェッショナルでしょう。
家族もそんな斎藤さんの任務を知ってか、
「イラク政策を変えることなく、揺らぐことなく
兄の件とは別に主体的にイラクにいるべきか
どうかを考えて欲しい。いるべきだと思うなら
日本政府を指示します」との悲しみを押し殺し、
淡々と話をされてました。なかなか言えない台詞です。。。

斎藤さんはこの20数年間、任務の特殊性から
いつでも覚悟は持っていたでしょう。
しかし、日本政府は全力をもって救出に当たってください。

気になるのは、メディアが今までの人質のケースのように
あまり騒いでいない印象があります。それはこの
斎藤さんの仕事の内容から反戦、反イラク政策を
訴えられないせいかなと、勘ぐってしまいます。。。
(報道関係、ボランティアの人だと戦争と対比
させて、反戦など訴えやすい)
マスコミはヒューマニズムを絡めないと、論評できないのでしょうか。
それとも反イラク政策報道も熱が冷めているでしょうか。
いずれにしろ、斎藤さん興味深いキャリアばかり報道しそうですね。

斎藤さんは間違いなく海外で活躍する日本人エリートです。
誇ってもいいと思います。
負傷しているそうですが、是非無事に救出されることを
期待します。
by u-number9 | 2005-05-11 22:02 | ニュース