野球と映画とモバイルなどを楽しみ、おまけで仕事を精進していく日々を綴っていきます・・・


by u-number9

2008年 04月 13日 ( 1 )

地球幼年期の終わり

地球幼年期の終わり (創元推理文庫) (文庫)
アーサー・C. クラーク

(ストーリー)
二十世紀後半、地球大国間の愚劣きわまる宇宙開発競争のさなか、突如として未知の大宇宙船団が地球に降下してきた。彼らは他の太陽系からきた超人で、地球人とは比較にならぬほどの高度の知能と能力を備えた全能者であった。彼らは地球を全面的に管理し、ここに理想社会が出現した。しかしこの全能者の真意は……? SF史上不朽の名作

SF映画や小説が好きですが、アーサーCクラークのような
巨匠の作品は「乾きの海」を途中までしか読んだことがありませんでした。
映画では「2001年宇宙の旅」「2010年宇宙の旅」くらいでしょうか。

1950年代に発表されたこの作品、
いまでこそ唖然とする内容ではありませんが
それでもそのテーマや想像力は他の追随を許さないような
壮大さを感じさせ、その文章は実に文学的です。

一見上記のストーリーだけでは、宇宙人と遭遇するありがちな
典型的なファーストコンタクトものを想像しますが
このファーストコンタクトからの人類の150年を
強烈な皮肉と人類への愛情を盛り込んで描く
宇宙の壮大さと人類の進化の行き先は小説の帯に記載されているように
読者を「茫然自失」させます。

エンターテイメントとしても十分通じるものだと
思いますが、映画化されていないようですね。
宗教的な影響も大きいし、困難かもしれません。

SFファンには一読をお勧めいたします。
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by u-number9 | 2008-04-13 20:13 | 書籍