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by u-number9

2007年 09月 17日 ( 1 )

7点/10点

解説: 『ボウリング・フォー・コロンバイン』がアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門に輝き、『華氏911』でカンヌ映画祭パルムドールを受賞したマイケル・ムーアの新作ドキュメンタリー。大いなる矛盾を抱えるアメリカの医療システムに、さまざまな観点からメスを入れていく。9.11同時多発テロ事件の際に活躍した消防隊員たちが治療を拒否され、今も衰弱性疾患に苦しんでいる事実を見つめるなど、ムーアらしい切り口にも注目だ。

ドキュメンタリー監督マイケル・ムーアが、4700万人の無保険者だけではなく、保険料を支払っている数百人にもマイナスの影響を及ぼすアメリカの医療システムの実態を明らかにする。カナダ、イギリス、フランスを訪れ、国民全員が無料医療の恩恵を受ける国の事情を見つめながら、アメリカの混乱した医療制度を浮き彫りにしていく。 (シネマトゥデイ)

前作「華氏911」よりも身近なテーマであり、分かりやすい印象です。

3割負担の日本の国民皆保険ですら、素晴らしい制度と感じてしまうほどの
アメリカの医療保険制度。
保険に入っている人でさえ、支払いを拒否されるケースが多々あり
保険会社の姿勢には疑問が残ります。とくにその請求を審議する保険会社の
医師には拒否率のノルマが与えられており、それを達成すれば
ボーナスが入るというシステムには驚きます。

さらには費用が払えない患者を、ダウンタウンにある
ホームレス・低所得者用のメディカルセンターに放置するという
病院があるというには閉口しました。

日本の国民皆保険も破綻していますが、
目指す改革は間違いなく、アメリカモデルではないことを
痛感しました。

映画自体は、ボーリングフォーコロンバインでみせた
「突撃取材」などは少なく実に控えめ。しかし軽快なテンポと
効果的な編集で面白く作ってあります。

少しでも興味のある方にはお勧めします。
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by u-number9 | 2007-09-17 18:08 | 映画