野球と映画とモバイルなどを楽しみ、おまけで仕事を精進していく日々を綴っていきます・・・


by u-number9
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2005年 11月 10日 ( 1 )

神経工学の飛躍的進歩

今更ですが、NHK特集「サイボーグ技術が
人類を変える」の再放送を見ました。

タイトルが安っぽいセンセーショナルなタイトルだなと
思っていましたが、実際の技術の進歩をみると
あながち間違っていません。

何がすごいかというと、脳から送られる信号を
検出してデジタル信号に変換する技術と
その逆の脳に送り返す技術が進歩しつつある
のです。

例えば
・義手;腕の神経残しておけば、そこから信号を
    読みとって思った通り動かすことができる
・人工内耳;音を信号に変換して、脳内の 
    聴覚神経に流し込む。
・脳深部刺激療法;パーキンソン氏病患者の
    脳内の特定部位に電気刺激を送り
    震えを止める。

これらは実用されてきています。
肘のところまで来ている神経の信号を検出し、
思った通りに動かせる義手はまさに魔法のようです。
肘の部分のケーブルでつながっている別の部屋の義手を、
考えただけで動かしている映像は驚きです。

すごいのは技術だけではありません。
むしろ脳がすごさが、まだ未熟な技術を補っていると言えます。

たとえば、人工内耳には22の電極が聴覚神経と
繋がり、その22の電極からあらゆる音源を信号に変換して
流し込みます。しかし、本来は15000以上もの細胞からの
信号を受け取るため、わずか22の電極では遙かに
不足しています。しかし、脳は22の電極の信号を様々な方法で
補償して認知するのです。

最大な未知の器官である脳とコンピュータとの
互換こそが、今後のサイボーグ技術の根幹になりそうです。

それにしもドンドン人間に応用実験していく
アメリカの恐ろしいほどのチャレンジ精神は素晴らしくも
あり、恐ろしくもありますね。
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by u-number9 | 2005-11-10 22:31 | 科学