野球と映画とモバイルなどを楽しみ、おまけで仕事を精進していく日々を綴っていきます・・・


by u-number9
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2005年 04月 25日 ( 2 )

古田選手打撃論(2)

いままでバットマンが語る打撃論は
打つ形が主な内容でした。ボールの待ち方、捉え方、
運び方です。ごくたまにねらい球の絞り方を語っていました。
打者というのは、受け身であるためか形にこだわるみたいですね。

しかし、古田捕手は
「打撃を極論すればカウントです。
打者有利のカウントを作れるように、初球から打つ
積極性、甘い球を見逃さない確実性(集中力)を
維持することが重要」 と言っています。

これは、実に捕手的な考察です。
いわゆる打者有利のカウント0-1,0-2,0-3
1-2,1-3では打率が高く、2-0,2-1という
投手有利カウントでは打率が下がるというのは一般的です。
たとえば、2004年前半セリーグ全選手のカウント別データを
みると(野球小僧テクニカルNO2参照)、
投手有利カウントでは.326-.667であり、
打者有利カウントでは.155-.176となってます。

古田選手はこれを逆に打撃に活かそうという
訳です。確かに理論自体に具体性は
ありませんが、打ちやすいカウントを作るという発想が
非常に珍しいといえます。

彼の理論を読みとれば、
(1)常に初球から積極的に打ちにいく姿勢をみせる
    ↓
(2)相手バッテリーに簡単に初球でストライクを
  とらせないようにする
    ↓
(3)打者有利のカウントをつくる
    ↓
(4)打者有利カウントの中で、いいスイングをする

この流れを連鎖させていくことが重要なのでしょう。

ニューヨークヤンキースの松井選手などはあまり初球から
打っていくことはありませんが、そのようなバッターであっても
甘い球を投げたらホームランがある、とバッテリーは
注意するでしょう。。。となると、必然に投手有利のカウントが
作られるのかもしれません。優れたバッターはバッテリーが
恐れる技術もしくはパワーが打者有利のカウントを作り、
さらに打って結果を出す。。。この連鎖を繰り返す。。。
(コロンブスの卵的かもしれませんが。。。)

古田選手の打撃論、続きます。。

***********************

*なぜ、打者有利なカウントで打てるのか?

TVでは栗山さんが、伸び伸びフルスイングできるためと話してました。
これに関しては私見ですが、間違いではないですが本質ではないと思います。

打者有利カウントで打者の打率が高いということは、狙い球もしくは
甘い球を打ったという単なる結果ではないでしょうか。すなわち、打者有利な
カウントは追い込まれる前であるため、狙い球と外れたり、厳しい球であれば
ムリに打ちません。打者有利なカウントでの高打率は狙い球(甘い球)を
打った結果であって、『打てる』とは意味が違います。

一方、投手有利カウントは狙い球や球の良し悪しに関わらず
打たなければいけません。なぜなら、追い込まれているので見送り
三振などがあるからです。

とはいえ、打者有利カウントで積極的に何度も打ちに行く事は
狙い球や甘い球に出会う確率が高いわけです。2-1までじっくり
球を見ていて、最後の1球に甘い球が来る確率よりも
0-1、0-2、1-2、1-3のパターンで4回打ちに行く方が、
狙い球や甘い球に出会う確率は間違いなく高いでしょう。

そういう意味では、まさしく集中力をもって初球から打ちに
行く姿勢を維持することは、いいバッターの条件かもしれません。
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by u-number9 | 2005-04-25 22:22 | プロ野球

古田選手打撃論(1)

古田選手が2000本を達成しました。
2000という数字は、名球会が単に設定した数字なので
個人的には、それ以外にも大きな価値がある数字があると思ってます。

ですが、古田選手の打撃に関しては非常に興味深いです。
単にリード、強肩というだけでは
捕手としてここまで注目を浴びなかったと思います。

伊東捕手(元西武、現監督)の評価が低い(正確にはマスコミの取り上げ方)のは
パリーグであり、打撃はさほどでも無かった為と考えます。
古田選手もここ数年、肩が衰えが見られますが、打撃が良いために
先発から外せない=さらにヒットを重ねることができる(肩の衰えを
指摘されない)といった事も2000本への好循環だったといえます。
純粋な捕手古田の評価の印象には打撃がかなり大きなウエイトを占めていると
いっても過言ではありません。

その古田選手が昨夜のTV番組で自らの打撃を語っていましたが、
従来の選手からは聞いた事のない理論で、とても面白いものでした。
特筆すべきは2点。

(1)打撃はつまるところ、カウントに依存する
(2)投手のタイプによって打撃スタイルを使い分ける

長くなりそうなので、次回続きを(笑)
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by u-number9 | 2005-04-25 13:02 | プロ野球