セル(上)(下)
2007年 12月 05日
スティーヴン・キング/著 白石朗/訳
その着信を取ってはならない、愛する人に会いたければ――携帯(セル)使えば怪物に。未曾有の絶望が人類を襲う!
穏やかな陽射しが落ちる秋の一日、ボストン午後3時3分。世界は地獄へと姿を変えた。《パルス》。そのとき携帯電話を使用していたすべての人々が、一瞬にして怪物へと変貌したのだ。残虐極まる行為もいとわず、犠牲を求め続ける凶悪な存在に――。目前で突然繰り広げられる惨劇、街中に溢れる恐怖。クレイは茫然としていた。いったい何が? 別居中の妻と息子は? 巨匠の会心作、開幕!(新潮文庫)
昔はモダン・ホラーの帝王なんてよくわからない
形容をされ、マニアにしか知られていませんでしたが、
いまや押しも押されぬ有名作家(笑)
それも著作のほとんどは映画化されるという人気者。
緻密で独特の人物描写とその想像力、エンディングの
カタルシス!!。。。他の追随を許しません。
今回は久しぶりにキング作品を読みましたが
いつもと少し違う印象です。なんと行っても静かに
淡々と進む作風ですが、最初からエンジン全開。
阿鼻叫喚の世界となります。
かなりハイテンションな作品と言えます。
謎解き、どんでん返しといった工夫はありませんが
楽しめる作品ではないでしょうか。
その着信を取ってはならない、愛する人に会いたければ――携帯(セル)使えば怪物に。未曾有の絶望が人類を襲う!
穏やかな陽射しが落ちる秋の一日、ボストン午後3時3分。世界は地獄へと姿を変えた。《パルス》。そのとき携帯電話を使用していたすべての人々が、一瞬にして怪物へと変貌したのだ。残虐極まる行為もいとわず、犠牲を求め続ける凶悪な存在に――。目前で突然繰り広げられる惨劇、街中に溢れる恐怖。クレイは茫然としていた。いったい何が? 別居中の妻と息子は? 巨匠の会心作、開幕!(新潮文庫)
昔はモダン・ホラーの帝王なんてよくわからない
形容をされ、マニアにしか知られていませんでしたが、
いまや押しも押されぬ有名作家(笑)
それも著作のほとんどは映画化されるという人気者。
緻密で独特の人物描写とその想像力、エンディングの
カタルシス!!。。。他の追随を許しません。
今回は久しぶりにキング作品を読みましたが
いつもと少し違う印象です。なんと行っても静かに
淡々と進む作風ですが、最初からエンジン全開。
阿鼻叫喚の世界となります。
かなりハイテンションな作品と言えます。
謎解き、どんでん返しといった工夫はありませんが
楽しめる作品ではないでしょうか。
by u-number9
| 2007-12-05 22:06
| 書籍