野球と映画とモバイルなどを楽しみ、おまけで仕事を精進していく日々を綴っていきます・・・


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ダンテ・クラブ

ダンテ・クラブ 【 新潮社 】 マシュー・パール 著 鈴木恵 訳

内容(「BOOK」データベースより)
1865年。南北戦争の傷痕も生々しいボストンとケンブリッジで、猟奇殺人が続発する。犯行の手口が表わす意味に気づいたのは“ダンテ・クラブ”―詩人ロングフェローを中心とする文壇の重鎮たちだけだった。『神曲』初のアメリカ版翻訳を終えようとする彼らに挑むかのように、犯人は『地獄篇』に描かれた劫罰を模していたのだ。誰も知らないはずの作品の模倣犯―自分たちへの嫌疑はもとより、さらなる凶行の可能性、ダンテのアメリカにおける未来に危機感を抱いたクラブのメンバーたちは象牙の塔を飛び出し、知力を結集して巷間に犯人を追う。

実在した文豪たちを多数の事実を元に
フィクションとしてまとめた知識はすばらしものです。
何と言っても著者のM・パールはハーバード大の英文科を主席で
卒業したというのは伊達ではありません。

そもそも、こういった設定は完全に私好みです。
しかし・・・
歴史モノ、エンターテイメントとしてもイマイチです。

というのも、上品すぎて異様な世界感を表現しきれておらず
また話のテンポも悪く、著者がストーリーテラーとして成熟していない
ような気がします。

惜しいなあという印象です。
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by u-number9 | 2007-08-06 22:36 | 書籍