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野球と映画とモバイルなどを楽しみ、おまけで仕事を精進していく日々を綴っていきます・・・


by u-number9
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ハンニバル・ライジング(映画(*ネタばれ注意))

7点/10点

解説: ベストセラー作家トマス・ハリスの生み出した“世界で最もインテリジェントなシリアルキラー”ハンニバル・レクターの過去に迫るシリーズ最新作。監督は『真珠の耳飾りの少女』のピーター・ウェーバー。原作者のトマス・ハリス自身が脚本を手がけ、レクター博士が“人喰いハンニバル”となるまでを描く。主人公ハンニバルを演じるのは『ロング・エンゲージメント』のギャスパー・ウリエル。シリーズの原点ともいうべき衝撃の展開に息をのむ。

実は昨日、貯まりに貯まっている代休を使って
午後お休みをとりました。ちょっとした隙間に休みを
取らないととれないので!
。。。で、こういうときに限って何かが起こります(笑)
携帯電話がジャカジャカ鳴って、3度も呼び出し。
緊急事態だったので、私も3カ所に電話。
何とか片をつけて、劇場に飛び込みました(笑)

。。。私はトマス・ハリスファンということもあって、
採点が甘いかも知れませんが、ヤフーなどの
評価よりもずっと面白くて、良かったと思います。

原作をかなり端折っていますが、ストーリーを
破綻させることもなく、テンポよく出来ています。
脚本がいいな、とおもったら原作者のトマス・ハリスが
脚本も担当していました。

配役もまずまず。若きハンニバル・レクターを
演じるギャスパーは実にいい雰囲気です。
紫夫人のコン・リーだけはアウトですが。。。

ストーリーに不満を感じる人が多いようですが
原作自体以外と簡素な話ですし、こんなものでは
ないでしょうか。

しかし、むしろ私が物足りなく思ったのは、
天才・レクターを感じさせるエピソードがないところ。
原作で、子供の頃から三角法を用いて尖塔の高さを
割り出したり、太陽の位置など周期計算していた
エピソードがありましたが、こんなような天才っぷりを
示すエピソードが欲しかった!
これでは一般視聴者、ファンのいずれも
取り込めないでしょう。

いずれにしろ、映画の出来は悪くありません。
若き日のレクターを見たい人にはお勧めします。
by u-number9 | 2007-05-25 20:29 | 映画