野球と映画とモバイルなどを楽しみ、おまけで仕事を精進していく日々を綴っていきます・・・


by u-number9
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

希少難病の家族

昨夜このようなドキュメントが放送されてました。

ドキュメント'05
「1億3千万分の300=0ですか?希少難病患者たち」
◇ドキュメント'05◇患者の多くが成人できない進行性の希少難病、ムコ多糖症の治療薬がアメリカで開発された。ところが、日本では薬事行政の壁が立ちはだかり、なかなか販売許可が下りない。薬の安全性を証明するため、ムコ多糖症の少年が母を残して父と渡米し、寂しさに耐えながら治験に臨む。希少難病をめぐる問題と、懸命に未来を切り開こうとする家族の姿を追う。

私は臨床開発という、新薬を患者さんに試してもらい
データを収集すると(治験)いう仕事をしています。
新薬を市場に出すお手伝いをするわけですが、しばし
目先の仕事に忙殺されて、大志を失いがちです。。。

日本の薬事行政は、製薬会社から申請された新薬の
データに基づいて、その新薬に対して国がお金を払ってもいいですよ
と(保険)、厚生労働省が認めるという流れになっています。

すなわち、非常に受動的です。また、一方製薬会社は開発に
お金がかかるため、承認されやすく、患者が多い疾患に対する
薬を開発しがちです。

もちろん、行政としても承認の優先順位を
つけたり、患者が少ない疾患に対する薬には高い保険点数
(価格)をつけるなどしています。
しかし、現実は先進国で当たり前とされている薬も
日本では使えない、承認されていないケースが多いのです。

患者さん、患者さんの家族の気持ちを考えて・・・
なんて言葉を言うつもりはありません。薬を承認するには
科学的なデータに基づくべきです。
・・・ですが、行政が積極的に舵を取って、多くの人々が
健やかな人生を楽しめるような方策を取っていくべきではないでしょうか。
絶対に改善の余地があります。

言うほど簡単でないことも充分承知してます。
国民皆保険、混合診療、介護保険、高齢者医療制度、
人口構造の変化、経済問題 etc
全て問題がリンクしているでしょう。

私が出来る些細な仕事。。。頑張りたいと思います。
[PR]
by u-number9 | 2005-05-09 21:46